久しぶりのギンイチ

4月30日(日)、京都の南部に、ある蝶をお目当てに出かけてきました。

Insect1950さんのお助けもあって、

今年こそは!

の願いが叶い、久しぶりに撮影することができました!



ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2017年4月30日 京都府木津川市にて撮影



そうそう! コイツが撮りたかったんですよ。

ほんま久しぶりでしたw


でも最初のほうは苦労しました。

姿は見かけるもぜんぜんとまってくれず、なかなか撮影する機会に恵まれずかなり焦りました。

そして焦りもピークに達したころ、目の前を通り過ぎた瞬間強風が吹き、ほんのちょっとの間だけ足元のススキにとまるという撮影機会が訪れ、シャッターをきったのが上のショットです。

結局、この日はこれが最初で最後の撮影機会となりました・・・

もっといろいろなポーズが撮りたかったけど、この日の状況を考えると撮れただけでもよかったかな。

それと、やっぱり数は少なそうで、数頭はいたかもしれませんが、同じのが行ったり来たりしている可能性もあるのかなという感じでした。


まあ、たったワンチャンスでしたけど、久々にギンイチが撮れたので満足な結果となりました。

たぶん2009年の春以来となると思うので、じつに8年ぶりの撮影となりました。

いるところにはいるんでしょうけど、京都では局所的にしかおらんのよ・・・



嫌なニュース

ちょっと前の京都新聞に嫌な記事が載ってました。
このニュースを新聞で読んだ時、嫌な感じがしましたが、やはりそれは現実のものと・・・
京都では貴重となったギンイチモンジセセリの発生場所でもある某河川敷もその範囲にあり、しかもKさんの情報ではたくさん生えていた樹木が綺麗さっぱり切られてしまったそうである。
確かに治水対策も必要かもしれない。
けど・・・
河川敷の樹木には野鳥なんかもやって来たりするし、いろいろな生き物が関わっていたと思われます。
ギンイチのように絶滅が危惧されている種類がそこに居るのに、ろくに調査もしないでとっととそういうことをやってのける。
片方で過剰なまでの保護をしたりするところもあったりする・・・ 
何か矛盾してまんなぁ~
何れにせよ、そこにあった自然が無くなってしまったことには変わりなく・・・
やはり虚しく嫌なニュースであることには間違いない。
今年はギンイチに逢えるかな?

クリックすると拡大画像が見られます
ギンイチのいた風景 もうこの姿は見られないのか・・・

ギンイチ探索隊 南へ 前編

今日はギンイチモンジセセリを見に京都の南部へ出かけた。
090429_01.jpg
午前11時前くらいに現地に着くと既に採集者や撮影マンがあちらこちらに陣取っておられた。
私も態勢整えて探索開始。
昨年はなかなか1頭目が見つけられなかったが、今日は1分もしない間に1頭目撃。
撮影体制に入るが、撮りにくいところにとまってイマイチの写真しか・・・
そうこうしている間にどこかに飛んで行った。
その後、数頭目撃。 数はマズマズ居てるのでとりあえず写真ぐらいは何とか撮れるかな。
そしてこの近くにお住まいのKさんが仕事の合間ながら、少々お付き合いをして頂いた。
いろいろとアドバイスをして頂きホント感謝です。
そして午後から一人で探索を続ける。
とりあえず何枚か写真を撮ることはできた。 が、あとから家で見てみるとイマイチの写真も多い。
そんなにメチャメチャ暑くはなかったが陰が無いのでだんだん頭が痛くなってきた。
ヤバイ、熱射病っぽくなってきた~
というわけで午後3時半頃に切り上げた。 けど、じゅうぶん楽しめたのでいい一日でした。
本日見かけた蝶は、モンシロチョウ、モンキチョウ、アゲハ、キアゲハ、ツマキチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ギンイチモンジセセリ
というわけで、前編はギンイチモンジセセリの写真編。 後編はそれ以外の写真を掲載します。
ちなみにこのブログ、サムネイル(幅500p)は結構画像の質が落ちてるなぁ・・・
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ