念願の真っ赤な虫

お師さんから、28日(日)にある虫をある場所で見たというメールを頂きました。

それは私が前から見たかった真っ赤な虫!

その場所は京都市内!

近いうちに見に行かないと・・・と思いますが、どうもしばらく天気も悪そう。。。

それに何より1週間後じゃ、そこにもういるかどうかもわからない。

それなら早いうちに・・・

と、本日早朝、仕事前にそのポイントへ様子を見に行ってみました。


そして・・・

そこにいました!

念願の真っ赤な虫です。

まだ居てくれたんやね~♪



ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月30日 京都市北区にて撮影



ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月30日 京都市北区にて撮影



ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月30日 京都市北区にて撮影



ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月30日 京都市北区にて撮影



ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ

Canon EOS 7D Mark II + Tokina 10-17mm F3.5-4.5 Fisheye AT-X 107DX + Kenko 1.4x + MT-24EX
2015年6月30日 京都市北区にて撮影



お師さんは複数見かけられたらしいけど、この時はもうオス1頭だけ・・・

それでも初めてこの虫を見れて、超感動でした!

京都ではちょっと厳しいかな~と思ってただけに、それが市内で見れたので

うれぴ~~!!

お師さん、情報ありがとうございました! m(_ _)m


さて・・・

ヒラズゲンセイは南方系の虫で、1935年に高知県で発見されたのが最初で、以前は和名もトサヒラズゲンセイと言われていました。

その後近畿地方にも侵入し、京都では、2009年に京都市伏見区の宇治川堤防で最初の確認例があり、以降は各所で数例の報告はあったようです。


このヒラズゲンセイですが、そのフォルムから赤いクワガタなんて言われることもあります。

ただ・・・

確かにオオアゴは立派なんですけど、クワガタを採集・飼育していた私の個人的な意見を言わせてもらえば、やっぱりクワガタに似てるとは思いません。

触角がぜんぜん違うし、何より頭部の形なんかを見てると典型的なツチハンミョウのカタチですよね~

で、そのヒラズゲンセイですが、他のツチハンミョウと同様に体液には毒成分カンタリジンが含まれてます。

なので皮膚に触れたりすると、水膨れや被れるなどの炎症をおこす場合があるので、安易に触ったりしないよう注意しなければいけません。


そしてその生態なんですが、キムネクマバチの巣に寄生することは知られていますが、それ以上の詳しいことはまだ解明されていないことも多いようです。

オスは、キムネクマバチの巣のまわりでメスを待ち構え、交尾の機会を伺っているようです。

その時にオス同士が出会うと激しく闘争し、キムネクマバチの巣のある木の下には、闘い敗れたオスのナキガラがたくさん落ちてることもあるとか・・・


この写真に撮ったオスも良く見ると傷があちこちにあり、その戦歴が体に刻まれてますね~

たった1頭でいたので、闘いに勝ち残ったオスだったのでしょうかね?
(この時は木の周りにナキガラは見出せませんでしたが・・・)


少し前まであまり見なかったチャイロスズメバチとかも最近はよく見かけますし、近い将来このヒラズゲンセイも市内各所で普通に見られるようになるんでしょうかね・・・?



ヤマビル対策

最近よく行く探虫ポイントは、まだまだ未知の昆虫が見つかる楽しいポイントなのです。

ですが、ヤマビルやマダニといった嫌~なヤツもいるところなのです。

特にヤマビルには、辟易しております。

ここで2度ばかり喰いつかれたことがあるし、時にはカメラに着いていたことも・・・

なので、最近はこのポイントに着くとすぐに靴下の中にズボン(死語?)の裾を入れ、とにかくヤマビルが足元から身体に侵入しにくいようにしています。

それでも靴下の上から踝のあたりに着いて、靴下の網目の隙間から噛みつかれたこともあります。


んで・・・

27日(土)、京都駅前のヨドバシカメラに行った時、好日山荘で何かいいグッズは無いものかと探してみると・・・

よさげなものが見つかりました(^_^)v



BAILESS ライトスパッツ ダークグリーン Lサイズ

BAILESS ライトスパッツ ダークグリーン Lサイズ

Canon EOS 5D Mark III + EF24-105mm f/4L IS USM
2015年6月27日 自宅にて



BAILESS ライトスパッツ ダークグリーン Lサイズ

BAILESS ライトスパッツ ダークグリーン Lサイズ

Canon EOS 5D Mark III + EF24-105mm f/4L IS USM
2015年6月27日 自宅にて



コレ実際に装着してみると、なかなかいい感じでしたよ。

ただちょっと、たいそうやな・・・w


あと・・・

これも買ってしまいました。



ヒル下がりのジョニー

ヒル下がりのジョニー

Canon EOS 5D Mark III + EF24-105mm f/4L IS USM
2015年6月27日 自宅にて



ヒル下がりのジョニー

ヒル下がりのジョニー

Canon EOS 5D Mark III + EF24-105mm f/4L IS USM
2015年6月27日 自宅にて




これを実際に28日(日)、ライトスパッツにふりかけてそのポイントへ出かけました。

でも・・・

現地へ向かう途中に霧雨が・・・

ポイントへ着いてもそれは変わらず。

少し前を見るとガスで視界も悪い・・・

そしてなんと気温は16度。

「さむ~~~」

「これじゃ虫もおらんやろ~」

でも、せっかくスパッツとか準備してきたので少し探虫してみた。

けど・・・

「やっぱり、よさげな虫はおらんわな・・・」

雨もだんだんと降って来たので、あきらめて帰ることに・・・

市内の平地は晴れてたけどね・・・(^^;


そんなわけで・・・

ネタもいつもより少ないですが、またボチボチ掲載していきますわ。



定着しとる

このハチも一度見かけたら何度か見つかる、まさに【探虫あるある】な虫となりましたw



チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月20日 京都市北区にて撮影



チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月20日 京都市北区にて撮影



ちょっと前まではかなり珍なスズメバチだったのに~

これは完全に京都では定着しとるな・・・



ベニイトトンボ

ここに来ると、これを探さないと気がすみません。

とりあえず・・・ 今年も見ることができてホッとしました。



ベニイトトンボ

ベニイトトンボ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月20日 京都市北区にて撮影



ベニイトトンボ

ベニイトトンボ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月20日 京都市北区にて撮影



キイトトンボに比べると少ないんですが、ここでは安定的に見られますね。

今のところは・・・ですけど。



キイトトンボ

こっちは例年通り、たくさんの個体が飛んでましたw



キイトトンボ

キイトトンボ

Canon EOS 7D Mark II + EF100mm f/2.8L Macro IS USM + MT-24EX
2015年6月20日 京都市北区にて撮影



本当にたくさんいるので、ついスルーしがちです・・・(苦笑)

でも、

「黄色いイトトンボなんて珍しい!」

と、初めて見た時の感動を忘れないように、カメラを向けたいものですね。