前の検証で、一応これは【ヤノナミガタチビタマムシ】だという確信が持てたので・・・w
写真を数枚あっぷします。
ケヤキに複数おりましたよ。
このお方、時にはケヤキを枯らしてしまい、害虫として嫌われているそうです。
まあ虫はほとんど何かの植物に依存してるからな~
でも、そんなん言ったら、人間が一番地球のガイチュウかも・・・
前の検証で、一応これは【ヤノナミガタチビタマムシ】だという確信が持てたので・・・w
写真を数枚あっぷします。
23日(土)、ケヤキにチビタマムシを発見!
見てすぐに、【ヤノナミガタチビタマムシ】だと思いました。
「前にムクノキで見た【ナミガタチビタマムシ】に対し、こいつはケヤキにいたから・・・」
という単純な理由です。
ちなみに・・・
【ヤノナミガタチビタマムシ】
ホストは、主にケヤキとありますが、越冬するためにムクノキの樹皮下にもつくことがあるといいます。
【ナミガタチビタマムシ】
ホストは、主にムクノキ、エノキ、そしてまれにケヤキにもとあります。
越冬期では無く今は活動期なので、ホストの木の種類から「おそらくそうでは無いかな」という素人判断なので、必ずそうだと断言できるものでは無いんですよね。
それに・・・
この両者はとても小さく見た目もそっくりなので、ホストに頼らなければ正直フィールドで見分けるのは困難なのですよねぇ。
で、なんやかんや調べてみると、
頭楯の形状(縦横の比率)や体色の違いで、この2種は見分けることが可能なのだとか。
・ヤノナミガタチビタマムシの頭楯の比率 = 縦 1:横 1.5
・ナミガタチビタマムシの頭楯の比率 = 縦 1:横 2
・ヤノナミガタチビタマムシの体色 = 唐金色
・ナミガタチビタマムシの体色 = 赤銅色
だそうです。
比率はわかるにしても、唐金色とか赤銅色って何やねん?と思われる方は、検索かけて下さいw
ちなみに私も調べましたw
赤銅色の方が、字のごとく赤っぽいようですね。
なるほど、もしかしてこれなら見分けることができるかもしれんな~
「そもそも前にムクノキで見たのも【ナミガタチビタマムシ】でええのかな?」
という疑問もあるし・・・
ならば、
左京区でケヤキにいたヤツと右京区でムクノキにいたヤツの2種を採集し、実際に調べてみよう・・・
MP-E65mmがあれば、もっと綺麗な拡大写真が撮れたのかもしれませんが、いつもの100mmマクロでアップにして見てみます。
ちなみに、
A : ケヤキにいたチビタマムシ
B : ムクノキにいたチビタマムシ
です。
まずは、頭楯比較から。