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ギターいぢり

ビフォーアフター (2010年9月29日 ~ 2010年11月16日)

所有の楽器でも紹介していますが、このギターは学生の頃に自作したものです。

なかなかいい音がするし、わりと愛着もあるけど如何せんデザインがもっさりとしています。

ピックガードにはタバコのパッケージをベタベタと貼っており、当時は「なかなかいいアイデアやん」とか思ってたんですが、今見るとちょっと恥ずかしいかも。

はっきり言って小学生の工作レベルやな・・・

あとヘッドに至ってはアップにするのも恥ずかしいくらいのデザインだし、塗装もハケで塗っただけなのでデコボコでガタガタです。

ちょっとくらいマシな感じにしたいなぁ・・・

というわけで、久しぶりにギターいぢりでもしてみよかなと思い立った。




とりあえずピックガードを黒にして、ヘッドもこの際にちゃんとした塗装をしようと思った。


さあてプチ改造するぞぉ~!

ピックガードを外してみた


ピックアップはSeymour DuncanのJB Model

配線はわりと単純なもので・・・


ブリッジは Floyd Rose2 / Made in Germany by Schaller

ついでなので、バラして掃除してみた


ピックガードを黒にするとこんな感じ

ネジが当たってしまうので加工する必要がある




本当はボディのほうの塗装もやり直したいぐらいだが、これはちょっと大変そうなので、今回こちらはコンパウンドで磨く程度にしておくことにした。

そのかわり、ヘッドの部分だけでも前よりはマシな塗装をしてみたいと思ってます。



まずはヘッドの塗装をはがす

ひたすら、はがす・・・


塗装がある程度取れたらペーパーでこする

ひたすら、こする・・・



忘れてたけど元の色は黒かったんやね~




ペーパーでこすってある程度塗装が剥がれたら、あらたに塗装をやり直します。

今回はなるべく綺麗に塗装したいと思っているので、そういうことに詳しい知り合いの方にいろいろ教えてもらい、 エアブラシを使う方法で塗装してみることにしました。


エアブラシでまんべんなく塗装する

そして乾かす この後ペーパーでこする


白いラッカーを少しうすめ液で薄めて、エアブラシでまんべんなく塗装していく。

で、乾かしてからペーパーでこする。 これを何度も何度も繰り返します。

ちなみにペーパーは耐水ペーパーを使っており、剥がす時も含め使った目は、

240、320、400、600、800、1000、1200、1500、2000 でした。

そこそこ白の塗装ができれば、次はいよいよヘッドに模様を入れたいと思います。



塗装を何度も何度も重ねていく




この際、いろんな部分のネジも新しいものに変えようと思い、ホームセンターへ買いに出かけたが、 ギターに使われているネジってホームセンターで売られてないものが少なくは無いのです。


紙粘土にネジを刺して黒く塗装しました
ネジの専門店を数件飛び込みであたってみたけど、それでもなかなか探しているネジが見つかりません。

まとめ売りしている店はあったが、そんな多くは使わないので、できればバラ売りしてくれるところがあれば嬉しい。

何軒かあたってやっとそういう店が見つかったけど、ネジの色が欲しい黒ではなかったり・・・

仕方がないので、そういうものは自分で黒ラッカーで塗装することにしました。




デザインをイラストレーターというソフトで作ろうと思い、あ~でもない、こ~でもないと思案し、 アイデアがまとまったところでシュミレーションとしてプリントアウトしてみた。



デザインは決まったのはいいけど、これをどうして塗装するかが問題です。

まさか筆で書くわけにもいかないし、マスクを作ろうにも細かいデザインなのでそれも難しい。

できるだけ綺麗に仕上げたいので何かよい方法はないかと思っていろいろ探していると、これは使えるかもしれないというものがあった。

インクジェットプリンターでプリントアウトできるELECOM社のタトゥーシールというもの。

これをうまいこと使えば綺麗に仕上がるかもしれない。

というわけで、ネットで購入し、さっそくデザインをプリントアウトして試してみることにした。

注意すべきはこのタトゥーシールはアイロン転写と同じ要領なので、反転印刷をしなければならないということです。

ただしこちらはアイロン転写と違って、水を使って転写するのです。


プリントアウトしてカットしたもの

このように貼りつけ、濡れたティッシュなどで水をつける



なんとか転写ができました






クリアラッカーを重ねて塗装する
ここからはクリアラッカーで塗装します。

白色ラッカーの塗装と同じで、クリアラッカーも何度か塗っては乾かしてペーパーをかけるの繰り返しをします。

クリアラッカーを重ねるごとにペーパーも800以上の細かい目(数字が大きいほど細かい)を使います。

磨けば磨くほどにツヤが出てくるので楽しくなってきます。



だんだんとツヤも出てきたので、いよいよ仕上げといきます。

ここまではペーパーを使っていましたが、仕上げということでバフを使ってみたいと思います。

市販されているバフもあるのですが、どうもイマイチなので これも知り合いの方に作り方を教えてもらったので、 ネル生地を使ったバフを作ってみたいと思います。



ネル生地を丸くカットします

だいたい直径は20cmくらいです


ドリルにセットするパーツ

54枚のネル生地でできたバフ 完成です


馴染ませるために、わざと端っこを綻ばせる

回すとこんな感じです



実際にヘッドをあててみた



コンパウンドを塗ってバフで磨くと・・・

ツヤがかなり出てきました


というわけで、こんな感じに仕上がりました。


ツルツル テカテカ!!


思ったよりも なかなかイイ感じに仕上がりました。

よく見れば、いろいろとアラはあるんですけどねぇ・・・

まあ、前よりも ぜんぜんマシなんで出来上がりにはけっこう満足しとります。





ハイ、それではビフォーアフターです。



ビフォー

アフター


随分、印象が変わりました。

なかなかイイ感じに仕上がったと自己満足に浸っております。

白と黒のカラーはマイケル・シェンカーを意識したものです。

フライングVじゃないけど・・・






ロゴには、「Samurai」の文字


ヘッドのロゴついては、マイケル・シェンカー・グループのアルバム「Assault Attack」収録の「Samurai」から命名しました。

デザインもなかなかイイ感じでしょ。(完全に自己満足です)

というわけで、今回のギターいじりはこれにて終了です。

本当はボディーも塗装やりなおしたいけど、これをやるとかなり大変そうだし・・・





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