8月4日(水)の話です。
この日の夜は、久しぶりにスヤズカさんと採集へ出かけました。
私自身、今年夜間に採集へ行くのは初めてかもしれない・・・ いやマジで
さてさて、当初はかる~く灯下採集の予定だったのですが、ちょっと気になる樹液ポイントがあったので、そちらに行ってみることに。
ちょっと遠いポイントなのですが、オオクワでも有名な某ポイントなので前から気になっていたところでもあります。
この時期といえば採集者がすごく多いのですが、そこは場所柄大丈夫だろうと思ったら・・・
すでに先行者が・・・ アカンか~
それでも樹がいろいろあるので、様子を見てみると樹液を吹いている樹はたくさんあるのですが、虫はさっぱりおりません。
その変わり採集者が、入れ替わり立ち替わり・・・
ダメだ、こりゃ・・・ ということで、早々にこの場を後に・・・
そうそう、ここでは小動物の姿を目撃しました。
ただ私もスヤズカさんも見ていたけど、それがリスかネズミかが結局わかりませんでした。
さて何処へ行こうかということになり、結局は既知のポイントへ行ってみることに。
数ヶ所ポイントをまわってみたのですが、先行者が入ってないと思われるポイントで樹液もダラダラにもかかわらず、虫がさっぱりついてない・・・
虫がぜんぜん居ないわけではないのですが、それでも今までの経験で言っても何か少なすぎる・・・
ガとかもぜんぜん居ないのが不思議ですし。
何でやろ?
今年のおかしな気候のせいなのか、それともこのあたりの虫の数が減ってしまってるのか?
う~ん、どうもわからん・・・
私もスヤズカさんも納得できぬままこの日の採集を終えました。
結局、カブトムシ1頭だけスヤズカさんのお持ち帰りとなりました。
あ~ 淋しすぎる結果でした。
しかし・・・ 灯下の予定だったので私メチャ軽装で行ってしまいました。
樹液の吹く樹はたくさんあった
樹液はこんなに吹いているのに虫はさっぱり・・・
でっかいカマドウマ
ザトウムシ
マイマイカブリ
ウスバカミキリ
樹液場で虫を狙っているアマガエル
樹液場で虫を狙っているイボガエル(ツチガエル)
ようやく目にしたクワガタは、スジクワのメス
最後にようやく採れたカブトムシ。 スヤズカさんのお持ち帰り。
カテゴリーアーカイブ: カブトムシ
山梨・長野遠征 2日目 -7月19日(日)-
19日の話です。
この日、朝早く起きて朝食前にIさんと車で近辺をウロウロして、富士山が見えるというポイントまで行ってもらったが、ここで雨がポツリポツリ・・・
どうも今日も天気は良くなさそうで残念。
それでもペンションを出発する頃には雨もあがり、晴れ間もありその時にヒメシロチョウを初めて見ることができた。
その後、クロミドリシジミ、オオムラサキを目的に再び昨日行ったポイントへ移動した。
しかし天候もやはりイマイチで成果もイマイチ・・・ 時間もあるので次に移動です。
次に行ったのはムモンアカが居るというオオクワでも有名な韮崎のポイント。
狙いはクロミドリ、ムモンアカ、オオムラサキあたり。
ここでも天気はイマイチで雨もたまにポツリ・・・
それでもクロミドリは飛んでいて私も1頭♀を採集したがボロだったのでリリース。
あとここでもオオムラサキを1頭採集。 ムモンアカは残念ながら居りませんでした。
あと運が良ければルリボシも見られるかと思っていたけど、それも見かけませんでした。
(ここは居るらしかったのですが・・・)
次にアサマシジミの居るというポイントにも行ってみたが、そこではオオムラサキを見たのみ。
あと少し場所を移し、シジミチョウが飛んでいたのでアッ!と思ったが残念ながらヤマトシジミだった。
ここで少し天気も持ち直してきてたので、あきらめかけていたミヤマシロチョウの棲息する長野県のポイントへ行ってみたけどやっぱり雨が・・・
一瞬晴れたんで期待できるかと思ったけど、山の上はやはりあきませんでした。
次のホテルに向かう途中の諏訪湖では青空も出たりしてたんですがねぇ~
まあコレばっかりは仕方ないっすわ~ またここにはいつか来てみたいです。
そんなこんなの2日目でした。
この日は何と言ってもヒメシロチョウを初めて見ることができ、さらに写真が撮れたことが嬉しかった!
真中に見える山が富士山です わかるかな~?
アカスジカメムシ
モンシロチョウ
スジグロシロチョウ 自信が無いのでもしかしたらヤマトスジグロシロチョウかも?
モンキチョウ
ヒメシロチョウ その1
ヒメシロチョウ その2
ヒメシロチョウ その3
オオウラギンスジヒョウモン
ホシミスジ
カブトムシ オオムラサキのポイントで
韮崎の台場クヌギ その1
韮崎の台場クヌギ その2
韮崎のオオスズメバチとカナブン
ヤマトシジミ
夕方、諏訪湖で見た虹
夕方の諏訪湖 青空が出てきた 遅~~~い!
山梨・長野遠征 1日目 -7月18日(土)-
昨年、ゼフ採りの時に知り合ったIさんのお誘いで、7月18日~20日の3日間、信州方面へ行ってきた。 信州には京都近辺では見られない蝶が何種類も居るので行けると思うだけでワクワクする!
・・・けど残念ながら18日、19日はあいにくの空模様であった。
特に19日は雨も結構降ったりで前日に予定していたミヤマシロチョウは見ることができなくて残念だった。 しかし20日は良い天気となり、いろいろ狙っていた蝶も現れてくれたのでよかったです!
というわけで、この3日間の模様を3回に分けて書いてみようと思っとります。
まずは18日。
朝7時に出発、途中渋滞やタイヤのトラブルでちょっと遅れて最初の宿泊地の山梨県は小淵沢に到着したのが14時頃だったかな。
そこでおいしいお蕎麦を頂き、早速向かったのはオオムラサキが居るというポイント。
現地に着くと早速樹液には2頭のオオムラサキが!
あわてて写真を撮るが、あいにくの曇り空と場所が暗いのとでうまく写真が撮れなかった。
オオムラサキはその後もたまに樹液に来るが数は少ない。
♂はちょっとボロの個体ばっかりで♀はこの日まったく見ることはなかった。
それでも京都ではこんな光景今では見れないので、なかなか壮観であった。
しかしお話を聞いているといい時はこんなもんじゃ無いとのこと。
そういう光景を見てみたいなぁ~ それはまた次回ということで・・・
けど上空では結構たくさんのオオムラサキが行ったり来たりしている。
「オオムラサキはこっちでは普通種やな~」という印象だった。
ここのポイントはクヌギが多く、クワカブもいいだろうなぁ~という感じのポイントだった。
そしてここで予想外の嬉しい蝶が! ウラナミアカシジミである。
ちょっとボロであったが、初めてその姿を見ることができて感動ものだった。
そして、ここにはクロミドリシジミという京都ではお目にかかれないゼフも居てました。
けどその姿を見ることはできても採集することは困難だった。 メチャ高いところを飛ぶのである。
場所を少し変えて他のクヌギ林でさらにクロミドリシジミ採集にチャレンジ!
しかし・・・残念ながら結局この日、クロミドリシジミを採集することはできなかった。
そんなこんなで18時も近くなってきたところでペンションへ向かった。
そのペンションのオーナーは蝶好きな方で、いろいろとお話を聞かせてもらい、楽しいひと時を過ごした。
そんなこんなの1日が過ぎて行きました・・・ 続く。
それではこの日の写真を・・・ あまりいいデキの写真は無いんですが・・・
オオムラサキの棲む森
オオムラサキ その1 2頭のオオムラサキ しかしボケボケで残念!
オオムラサキ その2 これもボケボケ・・・
オオムラサキ その3 翅は既にボロボロである
オオムラサキ その4 テリ張り中
オオムラサキ その5 カブトと共に・・・
ウラナミアカシジミ 時期がちょっと遅かったせいかボロであった
ジャノメチョウ こちらは新鮮な個体
クロミドリシジミの棲むクヌギ林
小さなカブトムシも居ました
オオムラサキのポイントから見る景色