産卵木の漬け込み

ネタも無いので16日(日)ルリクワ系の産卵木の漬け込みをしたのですが、その時の模様を。
漬け込みというかホントのことを言えば埋め込みですね~
けどこのルリクワ用の産卵木の埋め込みって、熟成させるっぽいとこが何か漬け物的な感覚なのでね~
さてさて、では以下に手順を記しておきます。

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材を埋め込むためのマットを用意します。  今回は無添加マットを使用しました。
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ごく普通の産卵木です。
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樹皮を剥いておきました。
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このようにして材を埋め込んでおきます。
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こうして2、3ヶ月くらい寝かせておきます

以前は加水した材を埋め込みましたが、あまり水分過多になっても材がすぐに崩れやすくなってしまうように思いますので、前回と比較するために今回はテスト的に加水は敢えてしませんでした。
それにあまり漬け込みすぎてもいけないんです。
というのも前にやりすぎて材がボロボロになってしまったことがありますねん・・・
しかし・・・
2、3ヶ月後に果たしてルリ系のブリードが出来る状況がくるのだろうか・・・?

15日のネブト採集

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15日(土)のネブト採集について書きます。
この日は、友達のやまんくんと散策がてら、ネブトポイントにも行ってみようということになりました。
ここのネブトポイントはやまんくんと私とで最初に見つけたところであります。
ここでの材採集は、あまり採りすぎてはいけないので2005年以来封印しておりました。
しかし先日の長野でのルリクワ採集でちょっと忘れていたクワガタ採集の楽しさが蘇ったのと、5年経ちそのネブトポイントの最近の状況がどうなっているのか気になってたので、ちょっと様子見程度で採集を試みてみたわけです。
時期的にはちょっと遅いと思ったけど爆採れを期待しているわけでもないし、むしろ様子見のついでにちょこっと採れればいいかな~という感じでした。
とにかく以前と同じように無事にネブトクワガタが棲息しているかが一番知りたいことだったので・・・
さて散策をしながらやがてポイントに着き、さっそく手頃な材を見ていく。
居る時は材をめくっただけでゴロンと幼虫がでるのだが、なかなか出てこない。
あれ~ 数が減ってしもたんかな~?
とりあえず適当に、しかしローラー作戦的でなくランダムに材をめくっていると、ゴロンと幼虫が!

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懐かしいこのお姿!

おぉ~出た!
しかし、後が続きません。
居る時の感覚では、1つの材からゴロゴロというイメージですが、ポツリポツリ。
成虫もなかなか出てきませんし、やはり時期的に遅いようですね。
そんな時、何やらヘンなものが・・・

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最初、大きなヤスデ? と思っていましたが、よく見ると蛇の子供のようです。

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あまりヘビに詳しくないし、この時は色が青っぽいので単純にアオダイショウの子供やろうと思っていましたが、あとで家で調べてみるとタカチホヘビという地中性で普段はあまり人目につかないヘビのようでした。
それにパールのような光沢があって綺麗なヘビだったので何かラッキーな気分です。
この後、いったん昼食で休憩し、別の場所へ移動。
そして材をまた適当に見ていくと、再び幼虫が出現!

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数は少ないけどおらんことはないなぁ~  とりあえず居てくれて安心しました。
そして半ば土化した材を掘っていくと、ここでようやく成虫の姿が!!

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本日最初のネブトクワガタの成虫(♂)です

お~久しぶり~!!
カッコええななぁ~ 小さいけど・・・ やっぱ、ネブトはいい虫や~!!
そして材を変えてまた1頭♂が出ました。

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やっぱネブトはええクワガタです。 低地性のクワガタではやはり一番好きかも~!
まあネブト採集していると、こんなお方たちも出てきたりします・・・

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シロアリのコロニーが出てきました

あまり気持ちのいい虫ではないですわなぁ~ このお方たちは・・・
そして幼虫を少々追加で・・・

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結局、幼虫は17頭、成虫は♂のみ3頭出てきました。
時期的にもう羽化して出てしまってるのが多いのだと思うのですが・・・
けどまあこれくらいでお腹いっぱいです。

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左から 23mm  21mm  19mm でした

やまんくんは幼虫5頭お持ち帰りで、残りはすべて私のお持ち帰りとなりました。

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ルリクワ系幼虫に続き、久々のネブト幼虫の飼育となります。

今回は久しぶりのネブト採集でしたが、成虫、幼虫ともにその姿を見ることが出来たのでじゅうぶん楽しめました。
しかし以前に比べるとこのあたりは樹液の噴く樹が減っているので、ちょっと心配ではあります。
次回のネブト採集はいつになるかわかりませんが、こことは違う新規のポイントを見つけたいものですなぁ~。
やっぱり、ネブトクワガタいい虫です!

ルリ幼虫の管理

先日、ルリ採集の時に得た幼虫ですが、整理してみたところ28頭おりました。
出てきた材から考えてみて、大半がオオルリ(ルリクワ)で、少数がトウカイコルリもしくはホソツヤルリ、そして5頭ほどがコガネムシ系だと思われます。
以前のようにエアコン管理できる環境が無いので、2年前に奈良で採集したキイルリ幼虫は夏の暑さに耐えきれず羽化まで持っていけなかった。(マダラとマグソ、オオトラフは常温でも何とか羽化まで持っていけましたが・・・)
今回はもしかしたらホソツヤルリが混ざっているかもしれないので、成虫の顔が拝みたく何とか羽化までは持っていきたいと思っています。
冷蔵庫管理できればいいんですが、嫁さんからはそんな許可がおりるわけがなく・・・
なので、あれこれ考えてみた。
とりあえず思いついたのが保冷剤の交換で何とか低温飼育できないかなぁ~と・・・
で、衣装ケースとアルミシートでこんなものを作ってみた。

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尚、黒いテープはホームセンターで購入した水に強い防食テープです。

そしてこの中にプリンカップに仕分けした幼虫を入れます。

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プリンカップはぜんぶで28個。 2段にしたらちょうどだった。

そして100円ショップで売られていた人工芝をのせときます。

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内側の大きさにあわせてカット。

最初はカゴのようなトレイのようなものを乗せておこうかとも思ったのですが、高さが微妙だったり、このほうがプリンカップとの間に隙間が出来て通気的にもいいかなぁ~と思ったのでコレにしました。
気温がそんなに高くないので今はこのままでもいけそうですが、これから暑くなってきたらこの人工芝の上に保冷剤をのせておこうかと思っています。
1日に2回くらいの交換でいけるかな・・・?
しかし・・・ 留守の時が問題やな・・・ その時はまた考えよう・・・ ってかそこまでちゃんと成功したらいいんですけどねぇ~
想い出のメロディーもたまに更新しております。 こちらのほうもよろしくぅ~

長野でルリ系採集

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5月2日(日)むしぶんさんと一緒に長野県の某所に ルリクワ系の採集へ行ってきた。
今回の採集の目的種は、ホソツヤルリ、トウカイコルリですが、私の未採集種であるオオルリ(ルリクワ)も狙えるとのことなのでとても楽しみです。
しかし・・・ 行く途中に事故渋滞やらに巻き込まれたりで現地についたのが昼過ぎになってしまった。
そんなわけで採集時間が短くなってしまうので、ここへ来る途中に雪景色の南アルプスなど見られましたが、そんな風景とかゆっくり写真を撮っている余裕はぜーんぜんありませんでした。 とりあえず採集、採集!
目的地に着くなり、むしぶんさんがいきなりトウカイコルリをヒット!
おぉ 仕事が早い!
私も・・・ と思いますが、まずそこまで行くのに傾斜がキツくて、登るだけで息が上がってしまってちょっとダウン。

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ようやく息も整ってきたところで私も採集モード。 あ~出遅れてしまった 注意深く探していると産卵痕のある材は時々見つけるのだが、なかなかヒットしない。
そんな時立ち枯れに産卵痕を発見! もしやこれってオオルリ(ルリクワ)ちゃうん!?

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産卵痕がベタベタとついた立ち枯れ

オオルリ(ルリクワ)は、立ち枯れや太い倒木などに産むことが知られています。
ということで、これを削っていきます。
しかし・・・ちまちまと削ってみても雑虫ばかりしか出てこず・・・ あれ?おかしいなぁ~と半ばあきらめ気味で割っていると、キラリと光るものが!!
出た!

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この瞬間がたまりません!!
雑虫が出てきた時は「ヒェ~」ってなりますが、この「キラリ」を見ると凄く興奮します。! 新芽採集も楽しいんですが、ルリ系の材割採集はこの「キラリ」がまさに宝探し感覚です!
一度経験したら病みつきになるでしょう~。 いや~楽しい!!

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というわけで本日最初の採集はオオルリ(ルリクワ)の♂でした。
さらにこの材を削ってたら今度は♀が出現!

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ここの♀は少し黒っぽいようです。

幼虫も時々出てきます。

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おそらくオオルリ(ルリクワ)の幼虫でしょう。

結局この材からは♂5♀3、そして幼虫複数(まだ数えてない)採れました。

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とりあえず未採集だったオオルリ(ルリクワ)が採れて非常に満足!
けどここはホソツヤルリ、トウカイコルリも採れる・・・ というかオオルリ(ルリクワ)は他でも採れるけど、せっかくここへ来たんだしこの2種を採らないと・・・
というわけで、今度はホソツヤルリ、トウカイコルリを探します。
・・・がしかし、オオルリ(ルリクワ)に時間を結構費やしてしまい、あまり時間が・・・
やはり焦るとダメですねぇ~ ぜんぜん探し当てることができません。
細く乾燥気味の材でほんの少し幼虫が出てきましたが、何の幼虫なのかは???

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あとブンブンの幼虫も4頭採集しました。(またオオトラフかな?)

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ブンブンの幼虫は頭の色が濃く、身体にたくさん毛が生えています あとお尻をみれば一発です。

そして立ち枯れのそんなに太く無い材に産卵痕を見つけ、ホソツヤの期待で材割するも出てきたのはオオルリ(ルリクワ)でした。
これはこれでやはり嬉しく、♂2♀2、幼虫少しを追加。

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そうこうして日もだいぶ傾き、17時をまわってしまった。 むしぶんさんの成果を聞いてみると、トウカイコルリ、ホソツヤルリ、ともに少数ながら採集されていた。
流石である。(既に何度も採集されているオオルリ(ルリクワ)材は無視してはったそうです)

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むしぶんさん採集のホソツヤルリ♂

私は結局ホソツヤルリ、トウカイコルリは採れず・・・ まっオオルリ(ルリクワ)採れたしええか~
帰り支度をして車のところへ移動中、適当に割りながら歩いていると何と1頭♂が出た!! 当初ホソツヤルリかと思われたけど、帰宅後むしぶんさんに写真を見て貰ってトウカイコルリと判明。

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GX100にて帰宅後撮影  5月3日(月)

ホソツヤルリでは無かったけどこれも未採集種なので嬉しい!
しかも最後の最後で出たんでホンマよかったっす。
ホソツヤルリは採集した謎の幼虫に淡い期待をしておこう~
それと・・・ 今回も奈良の時のように採集したブンブン幼虫はやはりオオトラフになるのだろうか・・・?
ジュウシチホシハナムグリならば超嬉しいのだが・・・ ありえんか・・・
今回はついでにツヤハダ、オニなんかも採集できたらいいなぁと思ってましたが、これらは採集することはできませんでした。 というか、そんな材もあまり見かけなかったしそこまで探す余裕もありませんでした。
これはまたいつかの機会にとっておきましょう。
むしぶんさん、どうもお疲れ様でした。 やはりルリ系の採集は楽しいっすね~!! また行きましょう~
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もうちょいHP編集中

外国のクワガタの写真館を作っています。
しんどい・・・
以前の写真館では素人ながら説明文を入れてたりしましたが、今回はそれは省略してシンプルに写真だけとしています。
そのぶん、写真をオリジナルから再編集したりしているので、かなり時間がかかっています。
前は容量の関係で小さく、そして圧縮する必要があったけど、今回は、720pix × 480pix の大きさなので前より画質はよくなっている?と思います。
しかしまあ・・・ いっぱい写真があって目的のクワガタの写真を探すのに一苦労です。
公開できるまでもう少しかかりそうですが、がんばってみます。
おかげで、桜の写真をぜんぜん撮りにいけてない・・・ もう蝶もでているのに~
そうそう、今度の土曜日にギフチョウのお誘いをいただいたんですが、その日は甲子園に行くので残念ながらお断りしてしまいました。 あ~残念!
日曜、天気なら地元のギフチョウでも見に行ってみるかなぁと思ってたら、天気悪そうやし・・・
今年は見れんかもしれまへんなぁ~
さて写真がないと寂しいので、編集中の外国のクワガタの写真館より一枚の絵を・・・
久しぶりのクワガタの写真です
フォルスターフタマタクワガタ  Hexarthrius forsteri kiyotamii
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ミャンマー サガイン産  2005年9月1日 自宅にて撮影