オオムラサキの前蛹が・・・

昨日の話ですが、3頭居るはずのオオムラサキの幼虫ケースを見ているとどうも1頭見当たらない。
何度見ても2頭しか見当たらないので、ケースを開けて探してみた。
あれ? おかしいなぁ~?
その前の日はちゃんと3頭確認できたのに・・・
そして何気に下の方を見ると落ちた葉のように下に転がっている。

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あれれ?
よく見ると既に前蛹になっているようで、もう自力で動けなくなっているようです。
もしかしたら、前蛹になった時に他の幼虫に落とされたんかな?
とにかく救出しないと・・・
しかし前蛹になってしまっているしどうしたものか・・・
アゲハなら三角錐のような形状のものを作り、その上に乗せておくだけでいいようだが、オオムラサキはタテハチョウ科なので蛹は逆さにぶら下がる垂蛹型なのである。
いっそのこと木工用ボンドでくっつけたろかとも思いましたが、体内に浸透したりするだろうし、そもそも垂蛹型のしくみもそういうことで解決できる単純な構造でも無さそうな気がする・・・
困ったのでベテランのKさんに電話して、そういう経験が無いか聞いてみた。
残念ながらそういう経験は無いとのことでしたが、重要なことを教えてもらいました。
垂蛹型の蛹は、脱皮する時に自分で台座にお尻の部分を引っ掛けるらしいのです。
なるほど~  そういうことでしたか・・・
やっぱり単純にボンドでくっつけたらいいというもんでなさそうなので、実践しなくてよかった しかしどうしたものかと思って幼虫を見てたら・・・
おや?
コットンパフのまわりについてた不織布のようなものの上に置いてた幼虫が自分の脚でしがみついています。
おぉ~! これはもしかして望みありか!!

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というわけで、そぉ~っとそれを割り箸に巻きつけて徐々に立ててみると・・・
落ちない!!  うまいことこの不織布が台座代わりになるかも・・・
おっしゃ~ これでもしかしたらうまいこといくかも!?
とりあえずそのまま放置で・・・
そして今日、蛹化シーンは残念ながら仕事へ行ってたので見てませんが、無事に蛹へと変態していました。

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ちゃんと自分で不織布の部分にお尻を引っ掛けたようです。
とりあえず一安心です。
さてちょっとブログで書いてませんでしたが、先日の土曜は何処へも行かず日曜に少し蝶探索へ出かけましたが、たいした収穫も無く・・・ とりあえず写真は数枚撮りましたが・・・
その模様はまた追々・・・
あとそろそろ探索しないといけないキマルリですが、今年はちょっと急な野暮用があったりで行ける回数が限られるかも・・・
理由はまた後日・・・
とりあえず行ける時はがんばって行ってみよう~
あと今日の夜、上記とは違うオオムラサキの蛹化シーンを見れました。 連続シーンもちょっと撮ったのでこれも追々・・・
とりあえず、これを書いている時点で蛹になったオオムラサキは7頭です。

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