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お手軽なクワガタ採集などでは捕虫網を使用しなくても掻き出し棒やピンセットがあればじゅうぶん採集できたりします。
しかし高所にいるクワガタやカブトムシを目の当たりにした時、捕虫網があればと感じることがあるでしょう。
特にコルリクワガタの新芽採集やヒメオオクワガタ採集、そしてカミキリ採集やチョウの採集では必需品と言ってもいいでしょう。
特にゼフィルス(ミドリシジミの仲間)を採集するには長ければ長いほうがいいと思います。
捕虫網は、100円ショップで売っているようなものから昆虫専門店で売られているような高価なものまで様々な様式があります。
長く使うなら、やはりそれなりに上質な物を使いたいところです。
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市販のネットの素材としては主にナイロン製のものがあり、中には目の粗いメッシュタイプのものもあります。
きめ細かくて柔らかい絹製のものもありますが、こちらは少し高価です。
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こちらのメッシュネットもたまに使用します
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通常のナイロン製のネットは目が細かいので、雨上がりや湿気の多いところではベタつきます。
この場合はメッシュタイプのほうがいいかもしれません。
素早くネットを振りたい時もメッシュタイプのものがいいでしょう。
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目が少し粗いです
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チョウの採集では翅がなるべく痛まないように、目の細かいナイロン製のものがいいかもしれません。
今まで使った中では、やはり高価なだけあって絹製のものはよかったです。
色も白の他に緑、赤、青などがあり、インセクトフェアなどに行くとこの他にいろいろな色のネットが売ってたりします。
ギフチョウ採集の定番といえばブルーネットですし、アゲハは赤色に集まってくると言われていることから赤いネットを使っている方もおられます。
ちなみに私は、緑色のナイロン製(底メッシュ)のネットを主に愛用しています。 フィールドでは、この色が何かとカモフラージュになっていいかなと思いますので・・・
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今のところこのネットが主力です
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迷彩柄のネットもあります
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底がメッシュネットとなっております
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アップするとこんな感じ
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サイズも30cm径、36cm径、42cm径、50cm径、60cm径など、いろいろなものがあります。
このように様々なタイプのネットがありますので、それぞれ用途に応じて選ぶといいでしょう。
できるのであれば、自作するのもいいかもしれません。
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ネットの枠は、スプリングタイプのものと四つ折タイプのものがあります。
以前にスプリングタイプのものも持っておりましたが、今では使い勝手の良さから四つ折タイプのものばかりを使用しています。
枠もサイズがいろいろとありますので、ネットのサイズと合ったものを選ぶといいでしょう。
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チタン製の四つ折フレームです
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軽量でさびにくく頑丈でいい感じです
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捕虫網の柄は、昆虫ショップでいろいろなタイプのものが販売されていますが、意外と高価だったり、思ったほど種類が無かったりします。
しかしそれなりにいいものもあるので、これを利用してもいいのですが、私のまわりでは釣り具の玉の柄を利用されている方が多いです。
そして私もこれを使っています。
釣り具屋さんで安価なものから高価なものまでいろいろなタイプのものが売られていますが、お好みのものを選べばいいでしょう。
長さもいろいろあり、6mくらいのものがあればいろいろと対応できるんではないでしょうか。
軽量化が図られるためカーボン製のものが多いので、雷の日にはじゅうぶんに注意をしなければいけません。
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こちらの長さは8m10cm
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6m30cmと8m10cm
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こちらの長さは3m60cm
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左のものは自作のものです。 柄は以前100円ショップで購入したつなぎ竿で先には熱帯魚屋で売られている網をつけています。
結合部にはこれまた100円ショップで売られている結束バンドを使用。
これがまたしっかりと固定できるのです。
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先端につけるこのネットは針金でできているので変形も可能で木に当てる角度によって形を変えたりしてもいいでしょう。
これでも夜間のクワガタ採集では結構使えたりしますので、無いよりはマシでしょう。
アイデア次第ではもっといいものも作れると思うので、いろいろと試行錯誤してみるのも面白いかもしれませんね。
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