自然の中に採集紀行きまぐれ放浪記 2007年のきまぐれ放浪記

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２００７年６月１７日　チョウ採集＆撮影

ようやくクモガタヒョウモンの写真が撮れました！

■ まずは近場に寄り道

天気も良かったので、今日こそはクモガタヒョウモンの写真を撮ろうと、先週と同じ場所へ行ってきました。

しかしその前にまたしても近場をチェック。

じつはキマダラルリツバメ（以下キマルリ）がそろそろ出ているらしく、今年はできれば撮影したいと思っているのですが・・・

それで朝早起きして、クモガタヒョウモンの写真を撮りに行く前に、近場の気になる場所をチェックするため寄り道しました。

電柱にとまっているヒカゲチョウ　朝露でも啜っているのかな？

桜の木にゴマダラカミキリが飛んできました

キマルリがヒメジオンに居る姿を見られるかな～なんて思ってましたが、甘すぎました。

そんな簡単には居ませんわなぁ・・・　まして有名ポイントでもないので・・・

とりあえず今はキマルリより、クモガタヒョウモンのライブ写真撮影が撮りたい。

こちらをちゃんと撮らないと次へ進めないような気がするので・・・

というわけで、このポイントを後に今日の目的地へ行きました。

■ 今度こそクモガタヒョウモン！

ポイントに到着後、ゆっくりと花などをチェックしていきます。

現地に着くなりモンキアゲハが登場　　しかしすでに羽がボロボロです

同じ場所にアカシジミも居ました

ゆっくりとチェックするんですが、目指す場所は決まってます。

それは昨年、クモガタヒョウモンをたくさん見たポイントで、そこでは８頭（♂６♀２）を採集することができました。

そんなわけで昨年は、採集ばっかりで写真はぜんぜん撮れてなかったので、今年は撮影に重きを置き、がんばってみたいと思ってます。

そしてそのポイントに着くなり、早速クモガタヒョウモンが飛んでるのを目視。

で、辺りを注意深く見ていくと居ました！

ちょっとスレていますが、クモガタヒョウモン（♂）に間違いありません

これ以降、ここでクモガタヒョウモン数固体を対象に撮影に挑むことになります。

クモガタヒョウモン ♂

クモガタヒョウモン ♀

コヤツらは人の気配に非常に敏感で、なかなか思うように写真を撮らせてくれません。

なので出来はともかくとして、念願だったライブな写真が撮れたことにとても満足。

まあ自己満足の世界なんですけどね。　それでもとても充実した時間でした。

今日は撮影メインだったので、♀１頭だけを採集させていただきました。

そうそう！じつは撮影している時はクモガタヒョウモンと思っていて、家に帰ってアレ？となった写真がコレ・・・

メスグロヒョウモンですよねコレって・・・　コイツらもここに居るのか・・・

メスグロヒョウモンは未採集なので、採集しておけばよかった・・・

メスグロヒョウモンが居るんであれば、たまに飛んでいたイチモンジチョウと思しきチョウも、ちゃんと確認しておけばよかったと後悔するも後の祭りで・・・

♀は表柄では無く、黒っぽくてどちらかといえばイチモンジチョウと似てるんで・・・

コイツの場合、特に♀の写真が撮りたいので、来週もう一度チャンスはあるかな？

その後、場所を少し移し、未撮影だったミドリヒョウモンもバッチリ撮れました。

ミドリヒョウモンはすでに採集してますが・・・

あまりにも採り易い位置に居たので、また採集してしまいました・・・

ヒョウモンチョウの仲間は種類も多いし、慣れないと見分けが難しいと思います。

慣れれば表の模様の微妙な違いがわかるようですが、比較的簡単に見分けるには裏の模様が明確に違うので、こちらのほうで見分けるといいでしょう。

中には裏の模様もよく似ているのもあるけど・・・　あと産地も重要なポイントですな。

私も最近、ちょっとわかるようになってきましたが、まだまだ極短いキャリアなので本などを頼りにしてます。

話を戻して・・・　この後、あっちこっち移動するも、結局これといった収穫はありませんでした。

しかしながら、本日はお目当てだったクモガタヒョウモンの写真がようやく撮れたので、大変充実した一日となりました。

これら以外に撮ったチョウの写真をこれ以降に掲載します。

ヒメキマダラセセリ

イチモンジチョウ

ミスジチョウ

イチモンジセセリ

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