自然の中に採集紀行きまぐれ放浪記 2007年のきまぐれ放浪記

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２００７年５月２６日　チョウ撮影

ミヤコアオイを見つけました

■ 様子を見に・・・

今日は仕事がいつもより早く終わったので、帰宅後、我が家からほど近いポイントへちょっと様子を見に行って来ました。

ここはクワガタ採集では、よく来る場所ですが、明るいと蝶なんかも居るかも・・・と。

ポイントに到着後、ちょっと何か面白い昆虫や蝶なんかが居ないかキョロキョロしながら、バイクでゆっくり林道を進んで行きます。

するとあるポイントへ来た時、ミヤコアオイが自生しているのを見つけました。

今飼育しているギフチョウの幼虫のため、ほんの少しだけ採取させて頂きました。

そして、さらにウロウロしてようやく蝶を発見。

コムラサキ発見

コムラサキ開翅の絵

角度が変わると紫色に見えます

コムラサキと少し戯れたあと、時間もあんまり無かったので帰ろうかと林道の出口あたりに来ると、何か黒っぽい小型のチョウが目の前を横切りました。

これはクロセセリですな　　前に他の場所で見たけど、ここにも居るんですね

葉に止まったそのチョウは何とクロセセリでした。

一見地味なチョウなんですが、本来は京都には分布しないはずのチョウなのです。

私もチョウを勉強し始めてまだ日が浅く知識も少ないのですが、このクロセセリ、本来の分布は山口県を北限とする南方のセセリチョウだそうです。

近年、京都の市街地で目撃されるようになったそうですが、人為的に持ち込まれそれが野外で広がったのか、食草についた卵、幼虫が荷物や貨物にまぎれて運ばれたか、おそらく前者だろうと言われているようです。

私も目撃するのは２度目ですが、同じ京都市内でもまったく違う場所で目撃しましたので、かなり市内でも分布が広がってしまっているんでしょうね。

そしてさらに出口辺りにいたイチモンジチョウ、コミスジを撮影。

そして帰り道に少し寄り道したとあるポイントで、クロヒカゲを撮影して帰路に着いた。

イチモンジチョウ

コミスジ

クロヒカゲ

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